ハムニテ王国国立図書館

歓迎するよエキストラ

静寂の番人

相手の問いにただ静寂を守る。彼は答えが得られない事に耐えかねこう話した。

「沈黙、それがお前の答えか。」

彼の絞り出た愚問に私は疑問を感じた。しばらく私は考える。この場合、沈黙とはなにか。沈黙は「答え」ではない。「結果」にはなりえど「答え」を背負うには不完全である。正すのであれば「保留」であると考えられる。だから俺はこれからも「保留」の為沈黙を続ける。静寂が切り裂かれ、「保留」から「答え」が溢れ出すことが恐ろしい。願わくば、このまま静寂が私を包み込み続け平和な終わりが来て欲しい。
ブチッ!!!ブリブリブリブチチチチチブバババババブボッ!!!!
クソが…(クソだけに)